2020 年の投資実績
ちょっと気が早いですが 2020 年ももう終わりということで、今年、独身奇族の投資の成績を振り返ってみます。投資をしている人、これから投資を始める人、投資に興味がある人に少しでも参考になれれば幸いです。
2020 年の投資結果のサマリー
まずはサマリーとして今年の投資のトータルリターンは
¥415,797(6.39%)
でした。2019 年(¥265,601)に比べて約 62% 増になります。利率は横ばいですが、独身奇族的には 5% 行けば上々だと思っています。毎月 10 万円を年利 5% で 20 年運用した場合(金融庁資産運用シミュレーター)、約 8,300万 (元本 3,600 万)になります。老後を4回繰り返せます。年利 5% がそれぐらい強力なのでこの結果は非常に満足出来るものだと思っています。
独身奇族の投資スタイル
ほとんどは毎月の積立投資になります。投資先は主に投資信託。経済とか株のこととかよく分からないので「運用はプロにまかせて自分はお金を出すだけ」なスタイルです。時々ボーナスなどで一時的な余剰金が出来たら分配の良い株やソーシャルレンディングに投資しています。
また収支の約90%を投資に回しており、現金や銀行の預金は2ヶ月くらい生活出来る程度しかなく突然の出費には対応しずらく時々困ったこともあった。すぐに使えるお金はもっと残しておいたほうがいいかもしれません。(´・ω・`)
投資先の詳細
投資の具体的な数値を見ていきましょう。まずは今年の投資先毎の内訳です。
投資額の大きい投資先の詳細
投資額の大きい投資先のリターンは
投資先 | リターン(円) | リターン(率) |
---|---|---|
WealthNavi | ¥239,037 | 9.49% |
SBI 証券(NISA) | ¥119,213 | 15.55% |
DC | ¥26,178 | 5.09% |
SBI 証券(一般/特定) | ¥18,977 | 5.82% |
次は上記の中でリターンが大きかった2つの投資先で具体的にどのような金融商品を買っているか見てみます。ただし記載している金額と損益率はトータル(2018年後半から)のものになります。
WealthNavi (公式サイト)
投資先 | リターン(円) | リターン(率) |
---|---|---|
米国株(VTI) | ¥158,074 | 16.52% |
日欧株(VEA) | ¥95,733 | 10.52% |
新興国株(VWO) | ¥47,622 | 11.80% |
米国債券(AGG) | -¥550 | -0.40% |
金(GLD) | ¥27,655 | 13.50% |
不動産(IYR) | -¥2,711 | -1.98% |
全然具体的ではないw
WealthNavi は出資者が選んだ「リスク許容度」に応じて商品を自動で選んでくれます。独身奇族の「リスク許容度」は 5/5 で、とにかくリターン重視というスタイルです。
SBI 証券(NISA)
投資先 | リターン(円) | リターン(率) |
---|---|---|
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ¥14,243 | 18.14% |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | ¥22,532 | 19.59% |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | ¥12,631 | 18.85% |
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド | ¥32,315 | 28.10% |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | ¥24,983 | 19.91% |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | ¥14,403 | 17.50% |
SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド | ¥4,839 | 12.73% |
レオス-ひふみプラス | ¥28,795 | 26.18% |
こちらは「つみたてNISA」枠で購入しているものです。「つみたてNISA」枠なので全て投資信託のものになりますが、いずれもリターン +15% を超えており大変結構なことです。これらを選んだ指針は以下の通りです。
- インデックスファンドである
- 手数料が安い
- 運用開始からある程度時間が経過し安定している
今年最大の失敗
今年最大の失敗は「仮想コイン」に手を出したこと。もうやらない。
仮想コイン自体は別に悪くないと思うが、独身奇族には合ってなかった。結果的に 80,000 円くらい損した。金額的には致命的な額ではないのが幸いだが、仮想コインを手にしてからその日々の値動きに敏感になりすぎて感情を丸出しにして取引していたのがもうダメダメだった。お金は損するし、何より値動きを気にしすぎて仕事に集中出来なかったのである。たとえ勝っていても気が休まらないので損切りして撤退した。
その点投資信託の積立は感情が入る余地が小さいです。毎月自動で口座からお金が振り込まれ運用されます。そしてその運用は何かしらのロジックで動いているプロ(WealthNavi は AI )です。運用の結果はすぐに分かるし売却することもいつでも出来ますが、投資信託の場合(株や仮想コインと比較して)時間が掛かります。そこも感情を抑えられる一つのポイントなんじゃないかと思っています。