PS5 で Marvel’s Spider-Man & Marvel’s Spider-Man: Miles Morales をプレイした感想(ネタバレなし)

 PS5 を手に入れて約1ヶ月が過ぎて色々とゲームをプレイしましたが、その中の一つで、一番最初にプレイしたスパイダーマンのタイトル、「Marvel’s Spider-Man」と「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」をプレイした感想を伝えていこうと思います。

 なお両タイトルはストーリーは繋がっており、「Marvel’s Spider-Man」ー>「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」という流れになります。ただ独身奇族は続編に当たる「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」を先にプレイしました。
理由は「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」が PS5 のタイトルで、PS5 のパワーを存分に感じるには良いかなって思ったからです。ただこれは恐らく裏目に出てまずは PS4 タイトルの「Marvel’s Spider-Man」をプレイしたからのほうがより PS5 のパワーを感じれたのでは?というのが正直なところ。

 で、ゲームプレイの感想だがまずは両タイトルに共通するところから。上にも述べたとおりこのタイトルをプレイした最初の理由は、主にグラフィック面などの「PS5 のパワーを存分に感じる」ためだった。また独身奇族の最初のこのゲームの認識は「スパイダーマンのキャラゲーでしょ?アクションゲームらしいけどアクション性?(笑)」というもので、要はあまりゲームには期待してなかった。

正直すまんかった。

Marvel’s Spider-Man(:Miles Morales 含む)の良いところ

 ゲーム開始5分ぐらいで相当作り込まれているゲームと分かった。独身奇族が特に感じたこのゲームの良いところは以下の通り。

Marvel’s Spider-Man の特に良いところ(:Miles Morales 含む)

★ 糸を使った移動が素晴らしい

アクションが多彩で単調にならない。

★ オープンワールド

 まずは移動。操作も直感的で移動しているだけで気持ちいい。映画にあるようなスパイダーマンの動きを忠実に再現していて、マジでスパイダーマンになった気分。正直これは言葉じゃ伝わらないので是非実際にプレイしてほしい

 次にアクション。アクションの選択肢が多すぎる。それぞれのアクションに使い所があって場面場面でそれをどう使い分けるかなど考えながら戦う事ができる。というか考えないと死ぬ。難易度もそこそこ(独身奇族基準)でゴリ押しじゃまずクリア出来ない。アクションがうまくハマるとマジ「俺Tueeeeeee」って気持ちよくなれます

 そして最後はニューヨークを舞台としたオープンワールドである点。オープンワールドってだけでいいゲームとは言えないが、独身奇族は「Horizon」をプレイしてからオープンワールド信者なのだ。
で、「Marvel’s Spider-Man」のオープンワールドはどうだったかと言うと、まず中々の広さで、ニューヨークを忠実に再現している。ニューヨーク行ったことないけど。そして何より上述した「移動」とこのオープンワールドが非常にマッチしている。ニューヨークを縦横無尽で掛け飛ぶのは非常に爽快で気持ちよかった。

川?海?の内側は全部行ける。

 あとトピックには挙げながったが、フォトモードも良い。ゲーム中に任意のタイミングであらゆる角度からスクリーンショットを撮れるというもの。当記事の最初の写真以外はすべてそのフォロモードで撮影したもの。タイミングとアングル次第で自分だけのカッコいい写真が撮れる。ちなみにここで紹介されているのはどれもカッコいい。どうやって撮ったんだよ。

Marvel’s Spider-Man(:Miles Morales 含む)のダメところ

 次は残念ながら両タイトルに共通する悪いところ。こちらは一つだけ。

Marvel’s Spider-Man のダメところ(:Miles Morales 含む)

☆ フリーズ、強制終了、亜空間に突入などのバグが多い。

 これは本当に多かったという印象。正確に数えたわけではないが両タイトルをクリアするまでに体感15回くらい遭遇した。幸いにもゲームが進行出来なくなるような致命的なものは無く、いずれもコンソールの再起動すれば再現することは無かった。洋ゲーは和ゲーに比べてバグが多いとよく聞くが、残念ながらその通りだったということか。。
 ただこれは PS5 だけの症状かもしれない。PS4 では未確認の情報です。

次にタイトルごとの感想です。

Marvel’s Spider-Man の感想

 ストーリーは分かりやすく、スパイダーマンというかすごくアメリカンヒーローものって感じだった。独身奇族は映画のスパイダーマンしか知らないが恐らくゲームオリジナルのストーリー。ただ一部の人間関係等の背景で分からない部分があり、もしかしたらコミック等の情報が有ればもっと楽しめたかもしれない。
3つの DLC がありますが、それも含めると結構なボリューム。プレイ時間を確認出来なかったので体感だが、トロコンするまでに60時間ほど。

 現在、PlayStation Store で DLC を全て含んだ「Marvel’s Spider-Man Game of the Year Edition」が ¥4,290(税込)で販売している。この価格でも十分お得な気がするが、いつかのセールのときに 2,000 円以下で売ってた記憶がある。PlayStation Store って結構頻繁にセールしているし、特に発売元のソニー・インタラクティブエンターテイメントのソフトは発売から時間が経つと結構安くなる傾向があるからそれまで待つのもありかもしれない。(Horizon Zero Dawn ¥2,189ゴッド・オブ・ウォー ¥2,189 とかみたく。)

Marvel’s Spider-Man:Miles Morales の感想

新しく取り入れられた必殺技。派手。

 続いては続編のマイルズ・モラレスの感想。
 やっぱり続編だけあって、前作の移動やアクションに磨きが掛かってアップデートされていた。これも言葉じゃうまく説明出来ませんが、より直感的になって操作しやすかった。(独身奇族の場合、マイルズ・モラレスを先にプレイしたのでアクション関連は改悪された形にはなったが。)

 具体例を上げるとグラフィックが向上し必殺技的なものが使えるようになったのでアクションの幅だけでなく、単純に戦闘の派手さが増えていて前作以上に戦闘がやり応えあるものになっている。
 一方で、隠れんぼゲーの要素も強くなっている。前作でも敵に見つからずに倒していく、みたいな遊び方は出来たが最終的には必ず見つかり戦闘に突入するようになった。マイルズ・モラレスでは最後まで敵に見つからずにミッションをクリアするという事もできる。まあ要は遊び方の幅が増えたということでしょうか。

こっちも必殺技の一つ。ヤラれているわけではない。

 だがしかし前作から色々とバージョンアップしている部分はありますが、一番ダメなのがそのボリューム。少ない。体感前作の半分以下。単にクリアするだけなら前作の DLC の3つを合わせたぐらいかもしれない。こちらもプレイ時間を確認出来なかったので体感になるが、トロコンまで30時間ぐらいかな。

 現在、PlayStation Storeで「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales PS4 & PS5」が¥6,490(税込)で販売しているが、ボリュームだけを考えた場合ちょっと割高感は否めない。ただ前述したようにこのゲームの一番の魅力の移動やアクションがアップデートされているので、独身奇族と同じように前作でこの当たりに魅了された人は購入する価値はあるのではないでしょうか。
 ちなみに両タイトルがセットになったMarvel’s Spider-Man: Miles Morales Ultimate Edition」¥8,690(税込)ものも販売されている