PS4 の 外付け SSD が逝って絶望した話

2020-06-04

その時は急にやってきた。

とある在宅勤務のお昼休み、いつも通り昼食済ませて一狩り行こうと思ってゲームを起動させたら何故かプレステのホーム画面。

・・はて？いつもゲームは起動した状態でスリープモードで終わらせていたのだが。間違って電源を切ってしまったのだろうと思ってゲームを立ち上げるも、、、

「ゲームを認識出来ません。USB ストレージの接続を確認してください。うんたら・・」

と、こんな感じのメッセージが出て起動出来なかった。ロード時間短縮のためゲームデータを外付け SSD に移行していたのであるが、どうやら接続不良らしい。

USB をつけ直しても同じメッセージ。・・・？ちょっと焦り始める。

PS4 の電源を完全に切ってから再度起動を試みるがやはり同じ。マジで焦り始める。

パソコンに接続してみるが、同じく認識しない。

マジか。

どうやら SSD が逝ったらしい。

この時点ではマジで絶望していた。

ここまでで仕様を知っている人であれば分かると思うが、壮絶な勘違いである。この時点で SSD の中にゲームのセーブデータも保存されておりそれが消えたと思っていたのである。実際には消えたのはゲームデータのみで、ゲームデータはライセンスさえ有効であればまた PlayStationShop からダウンロード出来る。

セーブデータを救済するためにやったこと（実際には死んでない）

まずは「SSD 復旧」でググる。とりあえず一番上に出てきたところに申し込む。その日のうちに電話がかかってきた。なかなかの対応の速さだ。

郵送にするか、持ち込むかの二択。一日も早く復旧したかったので次の日に持ち込んだ。なおずっと在宅で近くのスーパーにしか出掛けなかったのが、この持ち込みが一ヶ月ぶりの電車の利用だった。なお非常事態宣言解除前。いやセーブデータの復旧は必要可及だ。

到着して逝った SSD を渡して診断してもらう。診断結果が出るまで２時間。帰っても良かったが待つことにした。

１時間半ほどしてまず速報が伝えられる。

「非常に良くない状態です。復旧には２０〜３０万円ほど掛かるかと思います。」
「これが HDD だったら一桁違うんですが。今回はこの基盤g（もう聞いてない）」

３０万。。。だと。。。
多少の出費は覚悟していたが、予想を遥かに上回る金額に流石に驚いた。だが自分の中ではセーブデータ（モンハンプレイ時間 1400 時間）と天秤に掛けていた。

とか色々頭を巡らしている中でふと

ググる。「PS4 セーブデータ 保存場所」でググる。

(　ﾟдﾟ) ・・・

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ) ・・・

速攻で帰る。ちなみに見積もりはこんな感じ。

流石に「本体にセーブデータ残ってました。」とか間抜けすぎるので、額が額なので考えさせてくださいって言って帰った。

速攻で家に帰ってプレステを起動しセーブデータを確認する。

ある。確かにある。

今回の勝手な絶望から学んだこと

一人で勝手に絶望して勝手に歓喜して色々忙しかったわけだが、今回学んだことは

で、かと言って HDD だからって壊れないって保証はどこにもないので、プレステのオンラインストレージへの自動アップロードという機能の設定をよく確かめた。

（設定）＞［アプリケーションセーブデータ管理］＞［自動アップロード］を選び、アップロードしたいゲームにチェックを付けます。セーブデータが更新された場合は、スタンバイモードや電源オフに移行するときなどログアウト時に自動でPlayStation™Networkのサーバーに保存されます。
この機能を使うには、PlayStation®Plusへの加入が必要です。

https://manuals.playstation.net/document/jp/ps4/settings/data_upload.html#:~:text=%E8%87%AA%E5%8B%95%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89,%E3%81%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%92%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

とのこと。速攻でチェックした。PlayStation Plus って協力プレイとかするとき以外は加入してなかったけど、これは十分に加入する価値ありですわ。ゲームデータは修復出来るけど、セーブデータだけは唯一無二なんで、月額 850 円でセーブデータが守れるなんて安いもんだわ。