塗装ブースの排気を考えて作ってみた。

一ヶ月ぐらい空いてしまいましたが、私の塗装ブースの排気の仕方を紹介します。最初に言っておきますが非常に簡単です。時間は1時間ぐらいで、塗装ブース以外の費用は3000円くらいで済みます。

塗装ブースで一番考えるのが排気部分。塗装ブースを使う上で排気は絶対に必要ですが、排気の仕方は環境によって変わってくので非常に悩ましいところです。私も非常に悩みました。もし似たような環境の方で排気の仕方で迷っている方の参考になれば幸いです。

排気方法を考える

私の環境はこんな感じです。

私の塗装環境

  • 賃貸アパート
  • 作業台の直ぐ側にベランダに出る掃き出し窓
  • 作業台の直ぐ上にエアコン用の通気孔

まず賃貸なので大掛かりなことは出来ない。しかし幸いなことにエアコンの通気孔があったのでここを使えば割とスマートに排気出来るのではないかと考えた。

ただしかし通気孔が塗装ブースの排気ダクトより小さかった。これは非常に致命的なことで、せっかくの塗装ブースの排気能力を著しく下げてしまうのである。賃貸なので通気孔を広げることも難しいのでここからの排気は諦めることにした。

で、次の案がベランダに出る掃き出し窓からの排気。まず思ったのが窓だけど高さ2m近い掃き出し窓である。排気場所として使うにはデカすぎるのでは・・?デカいとそれだけ密閉するのも苦労しそう・・というか密閉出来たら出来たでベランダに行けなくなるのは何かと不便そうと考え、せめて塗装するときだけ必要最低限な密閉が出来るようなフレキシブルな作りを考えて今回の形になりました。

作業時。

通常時。窓を普通に使える。

見ての通り作業時の状態は窓を中途半端に開けているので完璧ではありません。ただ排気ダクトから出た塗料や臭いが部屋に入ってくることはありませんでした。虫は入ってくるかもしれませんが。。ただ作業が終わったら窓を普段通りに使えてベランダを行き来き出来るのは良い。

作り方

まずは材料です。

材料

  • 窓枠に丁度収まるぐらいのスタイロフォーム
  • すきまテープ
  • 窓枠の高さを突っ張れる突っ張り棒

スタイロフォームは、高さは窓枠より1cmくらい低いぐらいが理想です。横幅は排気ダクトが無理なく収まるぐらいでいいでしょう。厚みは窓枠のレールに収まれば良く、私は2cmのものを買いました。

スタイロフォームは近くにホームセンターがあるなら通販ではなくホームセンターで買ったほうが良いです。デカイので送料が結構かかりますし、ホームセンターであれば希望の寸法でカットしてくれます。

スタイロフォームが用意出来たら側面にすきまテープを貼り窓枠との隙間を埋めます。

すきまテープを貼ったスタイロフォームをレールに挟み込み窓を閉めればもう見た目は完成です。しかしこの状態で塗装ブースを稼働させると自身の排気力で仰け反ってしまうのでそこを突っ張り棒で抑えます。

と、以上である。フレキシブルな作りなのでその分耐久性に心配ではありますが、スタイロフォームを切ってすきまテープを貼るだけの簡単な作業でまた作れば良いかなっと思っています。

ガンプラ

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